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エジプト、UAE、ヨルダン、インドネシア、ブラジル、パキスタンを含む多くの国が、中国が製造した新型コロナウイルスワクチンの緊急使用を認可した。そして、チリ、マレーシア、フィリピン、タイ、ナイジェリアを含むさらに多くの国が中国製ワクチンを発注したか、ワクチンの調達や展開で中国に協力している。

ワクチン接種キャンペーンの一環として中国のワクチン接種を受けた世界の指導者のリストを確認してみよう。

 

インドネシアのジョコ・ウィドド大統領

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2021年1月13日、インドネシアのジャカルタにある大統領宮殿で、中国のバイオ医薬品会社シノバック・バイオテックが開発した新型コロナウイルス感染症ワクチン接種を受けるインドネシアのジョコ・ウィドド大統領。2021年1月13日、インドネシアのジョコ・ウィドド大統領は、ワクチンが安全であることを示すためにワクチン接種を受けた初めてのインドネシア人である。 [写真/新華社]

インドネシアは食品医薬品管理局を通じて、1月11日に中国のバイオ医薬品会社シノバック・バイオテックの新型コロナウイルスワクチンの使用を承認した。

同国での後期試験の中間結果で有効率が65.3%となったことを受け、同庁はワクチンの緊急使用許可を出した。

インドネシアのジョコ・ウィドド大統領は、2021年1月13日に新型コロナウイルス感染症ワクチンの接種を受けた。大統領に続き、インドネシア軍司令官、国家警察署長、保健大臣らもワクチン接種を受けた。

 

トルコのタイップ・エルドアン大統領

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2021年1月14日、トルコのアンカラにあるアンカラ市立病院でシノバックのコロナウイルス感染症ワクチンの接種を受けるトルコのタイップ・エルドアン大統領。[写真/新華社]

トルコは当局が中国製ワクチンの緊急使用を承認したことを受け、1月14日に新型コロナウイルスの集団ワクチン接種を開始した。

トルコの60万人以上の医療従事者が、同国のワクチン接種プログラムの最初の2日間に、中国のシノバックが開発した新型コロナウイルス感染症ワクチンの初回接種を受けた。

トルコのファフレッティン・コジャ保健大臣は2021年1月13日、全国的なワクチン接種が始まる前日に、トルコの諮問科学会議メンバーらとともにシノバックのワクチンを接種した。

 

アラブ首長国連邦(UAE)の副大統領、首相、ドバイの統治者 シェイク・モハメッド・ビン・ラシッド・アル・マクトゥーム

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2020年11月3日、UAEの首相兼副大統領でありドバイの統治者であるシェイク・モハメッド・ビン・ラシド・アル・マクトゥームは、新型コロナウイルス感染症ワクチンの接種を受けている写真をツイートした。 [写真/シェイク・モハメッド殿下ツイッターアカウント]

国営WAM通信の報道によると、UAEは2020年12月9日、中国国家製薬集団(シノファーム)が開発した新型コロナウイルス感染症ワクチンの正式登録を発表した。

UAEは12月23日、中国が開発した新型コロナウイルス感染症ワクチンをすべての国民と居住者に無料で提供した最初の国となった。UAEでの治験では、中国製ワクチンが新型コロナウイルス感染症に対して86パーセントの有効性を示すことが示された。

このワクチンは、新型コロナウイルス感染症のリスクが最も高い最前線の労働者を保護する目的で、保健省によって9月に緊急使用許可が与えられた。

UAEでの第3相試験には125の国と地域から3万1000人のボランティアが参加した。


投稿時間: 2021 年 1 月 19 日